40代新米パパの育児休業日記

40代半ばにして長男しょうくん(仮名)誕生。半年にわたる育児休業中の奮闘記録。喜び,新たな発見,悩み,苦しみ,失敗談等,ありのままの育児休業ライフを綴る。

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京都での一時保育2日目-早くも保育士の先生に追い越される?

2月1日(月)に続き,今日は京都での2回目の一時保育。

 

初回となった前回,パパとママが保育園を後にしようとすると大泣きしたしょうくん。先が思いやられたが,数時間後,パパが迎えに行ったときは,他の園児たちに混ざって当たり前のようにその場に溶け込んでいたしょうくん。果たして,2回目も順調にいくのか。

 

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今日もパパとママが保育園にしょうくんを送り届け,体温を測ったり,着替えを棚に置いたりした後,ママが抱っこしていたしょうくんを担当のF先生に渡す。また大泣きするのではと身構えたものの,しょうくんは,嬉しそうにF先生の腕の中に納まり,余裕の笑顔を浮かべている。これには,パパもママもびっくり。嬉しいような,少し寂しいような気持ちになりつつ,ひとまず,保育園を後にする。

 

一時保育は2回目,まだ,慣らし保育の段階である。保育時間は,せいぜい4,5時間が最長というところ。今日は,前回よりも少し長めに,昼食を食べてお昼寝をした後のタイミングでお迎えに行くということになっていた。

 

午後0時30分頃,ドキドキしながら,パパが保育園に到着。しょうくんが無事に寝ていてくれたなら,まだ,お昼寝の最中のはずだ。

 

しかし,電気が消されて薄暗くなった部屋の中には,F先生に抱っこされたしょうくんがいた。F先生によれば,パパとママが帰ってからもご機嫌に遊び,お昼ご飯もしっかり食べたが,昼寝に関しては,眠そうな表情を見せながらも寝なかった,とのことだった。やはり,保育園の環境にすっかり慣れたわけではないようだ。

 

F先生のお話をうかがい,しょうくんをF先生から受け取ろうと手を伸ばすと,なんと,しょうくんがこれを嫌がるような声を出した。キャッキャと喜んでパパの腕の中に飛び込んでくると思っていたのに・・・。衝撃,である。F先生の腕の中でこれほどまでにリラックスした表情を見せながら,パパの抱っこを嫌がるとは・・・。しょうくんの声にめげずに,そのままF先生からしょうくんを預かると,パパの背中に手を回して何事もなかったかのようにパパの腕の中に納まったが,一瞬であれ,F先生の抱っこのほうがいい,と言わんばかりにいやがる素振りを見せられたのはショックだった。いくら相手が保育のプロであるとしても,しょうくんが生まれて以来,特に,育児休業がスタートしてからはしょうくんとの時間をたくさん積み重ねてきたはずなのに・・・。

 

F先生によれば,他の先生に抱っこを変わってもらおうとすると,しょうくんは泣いていやがったとのこと,出会ってからわずか2日目にして,しょうくんはすっかりF先生が好きになってしまったようである。一時保育がこれからも順調にいきそうで,ほっとする反面,しょうくんの”好きな人リスト”の順位で,早くもF先生に追い越されてしまったように思えて,パパとしては複雑な気持ちにもなる。

 

しょうくんを抱っこして保育園を出ると,いつもよりも強めにしょうくんを抱きしめながら帰途に着くパパであった・・・。 

 

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「卒乳」に向けて着々と・・・

ステップアップミルクに挑戦!

しょうくんは,1月11日に1歳の誕生日を迎え,そろそろ「卒乳」を考える時期となった。

ミルクの回数も徐々に減らし,まずは,これまで毎食後にあげていたのを,昼食後と夕食後だけの2回にし,さらに,誕生日の翌日である12日には,夕食後にあげる分については,ステップアップミルク(👇)に初挑戦してみた。

 味の違いに戸惑うかも,というパパとママの心配をよそに150mlのミルクをごくごく一気に飲み干したばかりか,それでもなお物足りなそうな声まで出した!

慣れ親しんだミルクを飲み納め

その後,昼については,離乳食をしっかり食べた場合は(ほとんどの場合がそうなのだが),ミルクはスキップすることとし,ミルクは夕食後の1回だけにすることにした。

そんなわけで,ゼロ歳児用ミルクの消費ペースはがくっと落ちたが,それでも,残り少なくなっていた在庫は遂にラスト1回分になり,1月31日,その残りの1回分を飲むこととなった。

その際の写真がこれ(👇) 

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 明治,和光堂等いくつかのメーカーのものを試し,微妙な味の違いはあったかもしれないが,生まれてから1年以上にわたり慣れ親しんだミルクだけあって,美味しそうに飲んでいるが,誕生日を迎えた月の最終日でいよ飲み納め!

これからは,フォローアップミルクを経由して,いずれは普通の牛乳に移行していくことになる。

最後のゼロ歳児用のミルクを飲んで,「卒乳」に向けての一歩前進のしょうくんだった。 

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特別公開の大徳寺本坊を訪れる

青空の下,大徳寺までお散歩

2月最初の週末の土曜日は青空の広がる晴天。家族3人でお散歩がてら特別公開されていた大徳寺本坊を訪れる。

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大徳寺本坊前に手

大徳寺とは

大徳寺は,京都市北区にある臨済宗大徳寺派大本山である。鎌倉末期に大燈国師宗峰妙超が紫草の繁る洛北の野原に大徳という小庵を開創したのに遡り,その後,花園・ご醍醐両天皇の帰依を受けて勅願所になり,1326年の法堂完成と同時に現在の龍宝山大徳寺命名されたという。

京都でも有数の規模を有する禅宗寺院で、境内には仏殿や法堂をはじめとする中心伽藍のほか,24か寺を超える塔頭(ただし,うち2つの塔頭は境内の外に所在)が立ち並ぶ。応仁の乱で焼失後,一休さんこと一休禅師が,その再興に力を尽くした寺としても知られるほか,千利休により現在の2階2層となったその山門(重要文化財)は,この楼上に利休木像を置いたことから秀吉の逆鱗に触れ,利休切腹の事態を招いたといういわくつきのものである。利休とのつながりに象徴されるように,茶道とのつながりが深く,毎月28日の利休の月命日には,寺の中に多数あるいずれかの茶室で月釜の茶会も催されるという。

 

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大徳寺本坊の特別公開(3月18日まで)

 大徳寺塔頭の中には,一般公開されているものもあるが,本坊は,普段は一般公開されていない。そんな本坊が2019年1月10日から3月18日まで第53回京の冬の旅の一環として特別公開されると知り,訪れることにした。

 特別公開期間中の土曜日ということで,混雑も覚悟したが,行ってみるとパラパラと人が来る程度であった。料金は大人1人600円である(なお,写真撮影は,庭も含め一切禁止。御朱印(予め書かれたもの)も300円でいただける。)。

中に入ると国宝の方丈の一角に座り,案内係の方の丁寧な解説を聴きながら,その前庭(特別名勝とされている枯山水の庭)とその奥に建てられた国宝の唐門(寿楽第の遺構を移建したもの)を鑑賞。続いて,方丈の襖絵を一部屋ずつ見て回る。襖絵84面は狩野探幽齋筆で重要文化財とのこと。一部,日の光に焼けてしまって退色している部分もあったが,多くの襖絵は描かれたころの状態がよく保存され,多様なモチーフを墨のみで巧みに描き出した探幽の水墨画を楽しむことができた。

その後,方丈の東庭(これも特別名勝)等を鑑賞し,本坊の見学を終了。短いながら,案内係の丁寧な解説つきでゆっくりと楽しむことができた。

しょうくんの反応は?

入ったころから眠そうな顔をしていたしょうくんだが,案内係の方の説明にも耳を傾け(?),最後まで眠らずに見学を終えることができた。

つい先日,下賀茂神社を訪れたしょうくんだが,お寺を訪れるのは,実は,初めてのことだ。今回も,普段生活している空間とは異なる神聖な雰囲気を感じたのか,終始,神妙な顔をしていた。

 

www.forevermore.online

 

京都に住んでいる限り,思い立ってすぐに数々の歴史ある神社仏閣を訪れることができる。しょうくん,これからもいろいろなお寺や神社に一緒に行こうね。そして,いつか,しょうくんと仏像や寺社建築について語り合ったりすることができる日がくれば楽しいだろうな・・・(夢想)。 


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小雪の舞う中,京都での一時保育デビュー

 

気づけば2月

今日から2月。育児休業も残すところ2か月となってしまった。時のたつ早さには改めて驚かされる。

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Jun Ichiharaのイラストによる「Bibliophiles(愛書家)」のカレンダー。母からしょうくんへのお誕生日プレゼント

京都での一時保育デビュー 

さて,しょうくんは,小雪の舞う中,京都での一時保育デビューを迎えた。

2か月後に迫ったパパの職場復帰に向けては,東京に残していた荷物を整理しての転居を含め,しょうくんの育児をしながらではできないことも少なくない。民間のシッターサービスを利用してサポーターさんの力を借りるにしても,連続した複数日,長時間となるとなかなか都合もあわない可能性もある。京都に到着して間もない頃に近隣の保育園を訪問,説明を受けた上で,一時保育の申込みをしていた。

その後,保育園から受け入れ可能とのご連絡をいただき,今月から,週1,2回の頻度でお世話になることになった。引っ越し時期については集中的に受け入れていただけるとのことで,保育園側のご配慮には感謝するばかりである。京都では,事情や必要性の程度やその時々の希望者の数,保育園の職員の繁忙状況等にもよるが,週1~2回(最大3回)の頻度で継続的に一時保育をお願いすることができる模様である。職場復帰がう少しずつ迫る中,そのための作業に集中できる時間を確保できるのはありがたい。

また,いずれにせよ,4月からはしょうくんには保育園通いをしてもらわなければならない。これまで家でパパやママがつきっきりでいる時間が長かったが,これからは保育園の先生方や同年代の子どもたちと過ごすことにも慣れてもらう必要がある。4月以降,一時保育をお願いしている保育園に入園することになるかどうかはわからないものの,保育園生活に慣れるためには,一時保育の経験を重ねることが有益であろうことは間違いない。

とはいえ,一時保育とはいえ,しょうくんにとっては初めての環境,見知らぬ人に囲まれていきなり長時間を過ごすことは過度の負担をかけることにもなる。まずは,3時間程度の慣らし保育から始めて,様子を見ながら時間を伸ばしていくことになるとのこと。

 いざ保育園へ

保育園へ向かう途中は,しょうくんも,パパに抱っこされたまま右手を空に向かって伸ばして,雪に触れようとする仕草を見せたりしてご機嫌。

パパとママは,そんなしょうくんを笑顔で見守りながらも,楽しく保育時間を過ごしてくれるのか,大泣きしてはしまわないか,内心はドキドキである。

また,昨日,パパは,一生懸命,着替えや昼寝用のバスタオル,おむつ,ティッシュペーパー,お尻ふきなどなど,一時保育のために持参すべきものを用意し,一つ一つに記名して,整理して袋に入れるなどして,ぬかりなく準備をしたつもりではあったが,何せ慣れない作業で,ひょっとして足りないものがあるのではないかなどと,そんな不安も抱えていた。

保育園に到着

ともあれ,保育園に到着。一時保育のお子さんが集まる部屋に向かう。体温を測り,今日の起床時間や朝食の内容を記載するなどした後,先生に荷物の置き場所等について説明を受け,いよいよしょうくんとしばしのお別れの時間。しょうくんは,どんな反応を見せるのだろうか・・・

保育園に着いて,抱っこ紐を外して,今度はママに抱っこされてニコニコ顔を見せていたしょうくんだが,ママの手を離れて先生に抱っこされると,途端に大泣き・・・。パパとママの顔を見て,どうして・・・!?置いていかないで!という顔をしている。

しょうくんの泣き声に刺激されたのか,近くにいたお子さんも大泣きを始め,泣き声の大合唱になってしまった。

やはり・・・不安が的中し,しょうくんをもう一度抱っこして安心させてあげたいという衝動に駆られるが,そうしてしまえば,ますますしょうくんはパパやママと離れがたくなってしまう。

心を鬼にして,しょうくんに「バイバイ,元気で楽しく過ごしてね」と声をかけつつ,足早に部屋を離れることとした。

3時間後,お迎えの時間-案ずるより産むが易し

一旦,家に帰り,家事をしたり,新聞を眺めたりしていると,すぐにお迎えの時間が迫ってきた。上着を着て,再び保育園に向かう。果たして,しょうくんは,あの後,泣き止んで楽しく過ごしてくれただろうか。保育園の食事は食べられただろうか・・・。 

 祈るような心境で,しょうくんのいた部屋を訪れると10人ほどの園児たちが食事をしている最中だった。横長のテーブルに向かい合って座った園児たちが黙々と食事をしている。泣いている子はいない。あれ,しょうくんはどこだろう?

見回すと机を囲む園児の中に自然に溶け込むように座っているしょうくんがいた。パパの方を見て嬉しそうに笑ったが,椅子をおりて猛スピードのハイハイで向かってくる気配もない。

先生によれば,預けられた当初は大泣きしていたものの,間もなく泣き止み,楽しくおもちゃで遊んでいた模様。心配していた食事についても,ごはんをお替わりしたほか,野菜スープやみかんもしっかり食べた模様。

案ずるより産むが易し,だったようだ。

持ち物の不足や不備を指摘されることもなく,こうして,京都での初めての一時保育はなんとか無事に終了。先生やほかの園児に挨拶をして,しょうくんに上着を着せて,抱っこ紐を装着,保育園を後にすることとした。

帰りに鴨川沿いを散歩ーあれ,いつの間に寝ている・・・!?

しょうくんは,お父さんの抱っこに満足げな表情。朝方に舞っていた小雪もやんで,晴れ間も見えてきたし,少し遠回りをして鴨川沿いを散歩して帰ることにする。

いつ来ても,鴨川沿いの美しい景色は心を穏やかにしてくれる。雲間から射してくるやわらかな日の光を体に感じつつ,散歩を楽しんだ。

 

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途中,急にしょうくんが重たくなったような気がして,ふと見ると,抱っこされたままぐっすり眠っている。きっと初めての京都での一時保育,短時間ながら新しい経験で疲れたのだろう。ゆっくり眠るといいよ,そう言いながら,後ろに大きく傾いていたしょうくんの頭を左手で優しく支えながら鴨川沿いの散歩を切り上げて家路についた。

とりあえずは一安心

不安を抱えながらの初めての京都での一時保育だったが,とりあえずは概ね順調に第一歩を踏み出すことができた。これから回数を重ねる中で,少しずつ時間を増やし,しょうくんが先生やお友達との時間を楽しめるようになればよいなと願うばかりである。

 

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しょうくんは,自宅ではストローマグで飲み物を飲んでいるが,保育園ではコップで飲み物を飲むとのこと。今日は,スプーンで飲み物を飲ませてもらったようだが,しょうくんも,お友達と同じ方法で飲みたいと思うはず。家に帰って,早速,コップ飲みの練習に挑戦!

 

(^^♪ しょうくん生後1年0か月 育児休業5か月目

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鏡大好き!

【2018年12月28日の出来事】

しょうくんは,鏡が大好き。

玄関に向かう廊下の突き当たりにある姿見の前に行っては,鏡の中の自分に微笑みかけたり,顔を触ろうと手を伸ばしたりしている。

鏡の中の自分にいないいないばあっ!をしている姿には,パパの胸もキュンキュン! 

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(^^♪ しょうくん生後11か月 育児休業4か月目

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どうしても寝てくれないときには・・・ 寝かしつけの極意!?

 

しょうくんの”夜更かし” 

最近のしょうくんは,なかなか寝てくれない。

食事を食べ終わって,着替えをして,ミルクを飲んで,ママにおっぱいをもらっても,まだ,おもちゃで遊ぼうとしたりする。

これまでは,パパがおんぶして,子守り歌をかけて緩やかに揺れていれば,すとーんと眠りに落ちてくれたのに,子守り歌のCDが1枚終わっても,お目めぱっちりで眠る気配すらないときもある。

ようやく眠る時刻が午後10時を回ることもあり,このままではいけないといろいろと策を講じてみては不発に終わり,悩みは深まるばかりだった。

最後の手段として試したのは

そんな中,昨日の夜,最後の手段として試したのは,パパの添い寝である。ママの授乳後,おんぶを経由することなく,パパが一緒に寝てしまう,という作戦である。

夜8時前には食事を終え,おむつを替え,パジャマに着替えさせると,パパもパジャマに着替えてスタンバイ。ママに授乳してもらうと,そのまましょうくんを受け取り,寝室まで抱っこで向かう。そして,そのまま,布団にしょうくんを寝かせてパパも横になる。

しょうくんの反応は?

しょうくんは,いつもと違うパターンに少し怪訝そうな顔をして,最初は,ハイハイをしようとしたり,お座りをしようとしたりもした。

しかし,それでもパパがしょうくんを抱き寄せて腕枕をして寝かせようとすると大きな目でパパの顔を覗き込むような表情をしながらうつ伏せの体勢になった。その目は,パパは本当に一緒に寝てくれるのか,寝かしつけてすぐにいなくなってしまうのか,しっかり見定めるぞ言っているかのようだ。

そんな目に応えるように,一緒に寝ようね,と言いながら左手で背中を優しくたたき続けると,しょうくんは,自分の顔をパパの顔に摺り寄せて頬っぺたにもキスの嵐(よだれの嵐!?)を浴びせてくる。顔を離したと思うと,両方の手でパパの顔のあちらこちらを触ってくる。スーパーハイテンションだ。これでは眠るどころか,興奮して目が覚めてしまうかもしれない・・・。

それでも諦めずに添い寝を続けると

そんなしょうくんのストレートな「愛情表現」に対する返礼とばかりに,今度はパパがしょうくんをぎゅっと抱きしめて,再び背中を優しくたたきながら,右手でしょうくんの手をそっと握る。しょうくんもその手をしっかりと握り返してくる。そして,なおも大きな目でパパの顔を見つめているが,その目が少しずつトロンと眠そうになってくる。もうひと息かもしれない。

パパは,しょうくんに,ぐっすり眠ろうね,などと語り掛けを続けながら,背中を優しくたたいたり,さすったりし続けた。

すると,大きく開いていた目がゆっくり閉じていき,ついに安らかな寝息が聞こえてきた。しょうくんが眠りについたようだ。

なおも油断は大敵

とはいえ,パパの右手はしょうくんの手でしっかり握られていて,右手を少しでも動かそうとすると,しょうくんがギュッと力をこめるようにパパの手を離すまいとする。ここで無理に手を引き抜いてしまえば目を覚ましてしまうだけでなく,その後の寝かしつけにも苦戦することは目に見えている。なおも油断大敵だ。

しょうくんの規則的な寝息を聞きつつ,しばらくは左手で背中を優しくたたき続け,右手はしょうくんに握るに任せている。

次第にしょうくんの眠りが深くなってきたのを感じ,左手でしょうくんの右手を握った上で,そっと自分の右手をしょうくんの右手から抜き,今度は,左手を少しずつしょうくんの右手から離していく。

そっと両手を離し,寝返りを打つようにしょうくんから静かに離れて立ち上がり,しょうくんを覗き込む。大丈夫,安らかな寝息を立ててぐっすり眠っている。その姿を見て,一旦,寝室を後にした。

最初に寝室にしょうくんを連れてきてから約15分ほど。おんぶで寝かしつけようとしたときに比べれば圧倒的に早い。

再び寝室に戻ると

その後,パパは歯磨きやら食器の片づけやら,寝る前に済ませたいことを急いで済ませ,再び,寝室へ。しょうくんは,そのまま眠っていてくれるだろうか。

そっと静かにドアを開けると,しょうくんの寝息がかすかに聞こえる。パパがいなくなってからもぐっすり眠っていてくれたようだ。

しかし,しょうくんがいたのは,自分の布団の上ではなく,パパの布団のど真ん中。パパの枕に頭を乗せてすやすや眠っていた。自分の布団よりもパパの布団の方が寝心地が良いのだろうか・・・!?

そのままではパパが寝る場所がないし,しょうくんの布団で寝るわけにもいかない。掛け布団を外して,しょうくんをそっと抱き上げてパパの布団の端の方に寄せ,その隣に横になると,二人の上に掛け布団をかけ,安らかな寝顔のしょうくんにおやすみと声を掛けて,パパも眠りについた。

眠りに誘う一番の薬は,一緒に寝てくれている安心感

 しょうくんは,1歳の誕生日を目前にして,一人にされることを極端に嫌がるようになり,後追いを始めた。

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眠るときもパパやママと一緒でないと,安心して眠れないのだろう。これまで鉄板の寝かしつけ方法だったおんぶがここにきて効果を失っているのは,おんぶが寝かしつけの手段であり,しょうくんが寝た後にパパやママが一緒にいてくれるわけではないことを感じ取っているからなのかもしれない。

しょうくんの安らかな寝息を聴きながら,お互いの肌のぬくもりを感じながら添い寝して,安心感を与えることこそが,安らかな眠りに誘う究極の方法なのだろうと実感した。

これまで,しょうくんを寝かしつけた後にようやく自分の時間を持てると思っていたが,これからは,できるだけ,しょうくんと一緒に眠るようにできればと思う。頑張って早起きすればわずかながらも自分の時間を作れるかもしれないし,仮にそうでないとしても,安らかなしょうくんの寝顔を見ながら,自分も夢の世界に入れること自体が,何ものにも代えがたい幸せだと思う。

  

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”トンネル”遊び

しょうくんがいるのは,雪の降り積もった白川郷の合掌造りの家ーではなく,白い布団がかけられたすのこでできた”トンネル”である。

 数日前に”すのこトンネル”を発見して以来,キャッキャいいながら,トンネルを行ったり来たりして楽しんでいる。

 

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上の写真は,”トンネル”の出口から顔を出し,機嫌な笑顔を見せるしょうくんを撮影したもの。

最近では,与えられたおもちゃよりも,自分で見つけた物をおもちゃに見立てて遊んだり,自分で見つけた空間や”地形”(クッション等による段差や”トンネル”)で遊んだりすることを楽しんでいる模様。これも成長の証なのかもしれない。 

 

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