40代新米パパの育児休業日記

40代半ばにして長男しょうくん(仮名)誕生。半年にわたる育児休業中の奮闘記録。喜び,新たな発見,悩み,苦しみ,失敗談等,ありのままの育児休業ライフを綴る。

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どうしても寝てくれないときには・・・ 寝かしつけの極意!?

 

しょうくんの”夜更かし” 

最近のしょうくんは,なかなか寝てくれない。

食事を食べ終わって,着替えをして,ミルクを飲んで,ママにおっぱいをもらっても,まだ,おもちゃで遊ぼうとしたりする。

これまでは,パパがおんぶして,子守り歌をかけて緩やかに揺れていれば,すとーんと眠りに落ちてくれたのに,子守り歌のCDが1枚終わっても,お目めぱっちりで眠る気配すらないときもある。

ようやく眠る時刻が午後10時を回ることもあり,このままではいけないといろいろと策を講じてみては不発に終わり,悩みは深まるばかりだった。

最後の手段として試したのは

そんな中,昨日の夜,最後の手段として試したのは,パパの添い寝である。ママの授乳後,おんぶを経由することなく,パパが一緒に寝てしまう,という作戦である。

夜8時前には食事を終え,おむつを替え,パジャマに着替えさせると,パパもパジャマに着替えてスタンバイ。ママに授乳してもらうと,そのまましょうくんを受け取り,寝室まで抱っこで向かう。そして,そのまま,布団にしょうくんを寝かせてパパも横になる。

しょうくんの反応は?

しょうくんは,いつもと違うパターンに少し怪訝そうな顔をして,最初は,ハイハイをしようとしたり,お座りをしようとしたりもした。

しかし,それでもパパがしょうくんを抱き寄せて腕枕をして寝かせようとすると大きな目でパパの顔を覗き込むような表情をしながらうつ伏せの体勢になった。その目は,パパは本当に一緒に寝てくれるのか,寝かしつけてすぐにいなくなってしまうのか,しっかり見定めるぞ言っているかのようだ。

そんな目に応えるように,一緒に寝ようね,と言いながら左手で背中を優しくたたき続けると,しょうくんは,自分の顔をパパの顔に摺り寄せて頬っぺたにもキスの嵐(よだれの嵐!?)を浴びせてくる。顔を離したと思うと,両方の手でパパの顔のあちらこちらを触ってくる。スーパーハイテンションだ。これでは眠るどころか,興奮して目が覚めてしまうかもしれない・・・。

それでも諦めずに添い寝を続けると

そんなしょうくんのストレートな「愛情表現」に対する返礼とばかりに,今度はパパがしょうくんをぎゅっと抱きしめて,再び背中を優しくたたきながら,右手でしょうくんの手をそっと握る。しょうくんもその手をしっかりと握り返してくる。そして,なおも大きな目でパパの顔を見つめているが,その目が少しずつトロンと眠そうになってくる。もうひと息かもしれない。

パパは,しょうくんに,ぐっすり眠ろうね,などと語り掛けを続けながら,背中を優しくたたいたり,さすったりし続けた。

すると,大きく開いていた目がゆっくり閉じていき,ついに安らかな寝息が聞こえてきた。しょうくんが眠りについたようだ。

なおも油断は大敵

とはいえ,パパの右手はしょうくんの手でしっかり握られていて,右手を少しでも動かそうとすると,しょうくんがギュッと力をこめるようにパパの手を離すまいとする。ここで無理に手を引き抜いてしまえば目を覚ましてしまうだけでなく,その後の寝かしつけにも苦戦することは目に見えている。なおも油断大敵だ。

しょうくんの規則的な寝息を聞きつつ,しばらくは左手で背中を優しくたたき続け,右手はしょうくんに握るに任せている。

次第にしょうくんの眠りが深くなってきたのを感じ,左手でしょうくんの右手を握った上で,そっと自分の右手をしょうくんの右手から抜き,今度は,左手を少しずつしょうくんの右手から離していく。

そっと両手を離し,寝返りを打つようにしょうくんから静かに離れて立ち上がり,しょうくんを覗き込む。大丈夫,安らかな寝息を立ててぐっすり眠っている。その姿を見て,一旦,寝室を後にした。

最初に寝室にしょうくんを連れてきてから約15分ほど。おんぶで寝かしつけようとしたときに比べれば圧倒的に早い。

再び寝室に戻ると

その後,パパは歯磨きやら食器の片づけやら,寝る前に済ませたいことを急いで済ませ,再び,寝室へ。しょうくんは,そのまま眠っていてくれるだろうか。

そっと静かにドアを開けると,しょうくんの寝息がかすかに聞こえる。パパがいなくなってからもぐっすり眠っていてくれたようだ。

しかし,しょうくんがいたのは,自分の布団の上ではなく,パパの布団のど真ん中。パパの枕に頭を乗せてすやすや眠っていた。自分の布団よりもパパの布団の方が寝心地が良いのだろうか・・・!?

そのままではパパが寝る場所がないし,しょうくんの布団で寝るわけにもいかない。掛け布団を外して,しょうくんをそっと抱き上げてパパの布団の端の方に寄せ,その隣に横になると,二人の上に掛け布団をかけ,安らかな寝顔のしょうくんにおやすみと声を掛けて,パパも眠りについた。

眠りに誘う一番の薬は,一緒に寝てくれている安心感

 しょうくんは,1歳の誕生日を目前にして,一人にされることを極端に嫌がるようになり,後追いを始めた。

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眠るときもパパやママと一緒でないと,安心して眠れないのだろう。これまで鉄板の寝かしつけ方法だったおんぶがここにきて効果を失っているのは,おんぶが寝かしつけの手段であり,しょうくんが寝た後にパパやママが一緒にいてくれるわけではないことを感じ取っているからなのかもしれない。

しょうくんの安らかな寝息を聴きながら,お互いの肌のぬくもりを感じながら添い寝して,安心感を与えることこそが,安らかな眠りに誘う究極の方法なのだろうと実感した。

これまで,しょうくんを寝かしつけた後にようやく自分の時間を持てると思っていたが,これからは,できるだけ,しょうくんと一緒に眠るようにできればと思う。頑張って早起きすればわずかながらも自分の時間を作れるかもしれないし,仮にそうでないとしても,安らかなしょうくんの寝顔を見ながら,自分も夢の世界に入れること自体が,何ものにも代えがたい幸せだと思う。

  

(^^♪ しょうくん生後1年0か月 育児休業5か月目

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