40代新米パパの育児休業日記

40代半ばにして長男しょうくん(仮名)誕生。半年にわたる育児休業中の奮闘記録。喜び,新たな発見,悩み,苦しみ,失敗談等,ありのままの育児休業ライフを綴る。

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食事中の集中力を劇的に高めた魔法のチェアベルト【大和屋セーフティチェアベルト】

【離乳食を始めて以来,欠かせないアイテムとなったベビー椅子】

 今年(2018年)6月,生後5か月で離乳食を始めたしょうくん。最初は,食べるのを嫌がって大泣き,小さなスプーン数杯分の10倍粥を食べるにも相当な時間がかかった。まだ,腰もすわっていなかったから,ソファーに座ったパパやママの膝の上に抱っこして離乳食をあげていた。

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                6月,生後5か月で離乳食を始めた頃のしょうくん 

その後,離乳食を好んで食べるようになり,食べる量もずいぶん増えた。8月に入ると一人座りも得意になり,初めての旅行に行ったときには,豆椅子やバンボを体験し,ご機嫌な様子を見せた。

そろそろ椅子に座らせて離乳食を上げる時期がきたようだ。

どんな椅子にするのか,悩んだりもしたが,いろいろな商品を見比べた結果,大和屋のすくすくチェアプラス(👇)を購入することにした。

木製で作りがしっかりしていて安定感もある点,座面の高さが6段階に調整できる点,背もたれの後ろに回転させて持っていくこともできる机もついている点に加え,全体的なデザインや色(6色から選べる)も気に入った。また,このころには,食事中,1人されるとすぐに機嫌を損ねて泣き出してしまうことが増えていた。パパとママの食事の際にも,同じ視線の高さで「一緒にいる」という安心感を持ってもらえることが大切だし,近い将来,パパやママと一緒に食事をできるようにしたいと考えたこともあり,バンボ等ではなく,最初からベビーチェアを購入しようと決めたのだった。

 【効果はてきめん,だったのだが・・・】

ベビーチェアを導入してみると,しょうくんは,パパやママの食事中も2人の顔をみながらご機嫌な表情を見せていた。離乳食をあげるのもずいぶん楽になった。買ってよかった,そう思っていた。

が,万事順調な状態は長続きしなかった。

椅子に附属しているテーブルに離乳食がこぼれたり,しょうくんが,スプーンや食器をテーブルにかんかんと打ち付けて遊んだりして,汚れ,破損防止の対策が必要なことに気づいたのだ。

そこで,すぐさま,チェア専用のテーブルマットを購入。これで一応,対策は講じられた(ただし,脱着できるようテーブルの上に置くだけのものなので,しょうくんは,食事中もマットを外したり,パタパタして遊んだりして,これをやめさせるという新たな手間が増えることにもなったのだが・・・。)。

 

【より深刻な問題が・・・】 

もっとも,より深刻な問題があることに気づくまでにはそれほど時間を要しなかった。すくすくチェアに座らせていれば,おとなしく座っていて安全だと思っていたが,大間違いだった。しょうくんは,座面の上にあぐらをかいたり,体をよじらせて椅子から抜け出ようとしたりもする。このままでは転落の危険がある。そして,10月に入り,一人でつかまり立ちをし,ダイニングテーブル上のスプーンやお皿に手を伸ばそうとする場面を目の当たりにするに至り,もはや一刻の猶予もないことを悟った。

 

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【チェアベルトを購入】

そこで,すぐさまアカチャンホンポに行くと,チェアベルトを購入した。いろいろな種類があり,大和屋のすくすくチェアの純正品もあったが,持ち運んでレストランなどでも使えるという便利さに惹かれて,エイテックスのチェアベルトを購入した(👇)。

 すくすくチェアにも比較的簡単に設置でき,しょうくんの腰の部分をすっぽりとガードするような形で,身の乗り出しや立ち上がりしにくい状態になった。

また,簡単に脱着でき,軽くてかさばらず,外出時にも持ち歩きができるので,レストラン等でもこのチェアベルトがあってずいぶん助かった。

日本エイテックス 【日本正規品】 キャリフリー チェアベルト パープル 01-069

日本エイテックス 【日本正規品】 キャリフリー チェアベルト パープル 01-069

 

【チェアベルトから逃れようとぐずる・・・】

が,このチェアベルトも立ち上がり防止の特効薬とまではいえなかった。腰の部分がガードされているのが窮屈なのか,しょうくんは,チェアベルトを着けられるとこれを嫌がり,身をよじったり,足を抜こうとしたりする。食事中にも,そうした動きを続けるので,なかなか離乳食が進まない。挙句の果てには,チェアベルトから何としても逃れたいと泣きながら暴れて,食事どころではなくなってしまう場面もある。

結局,しょうくんを落ち着かせるため,チェアベルトを外して抱き上げてあやしたりしなければならなくなったりして,もはやチェアベルトを設置した意味がないことに帰してしまう。

また,嫌がるだけであればまだよいが,しょうくんは,毎日のようにチェアベルトからの「脱出」を図るうち,体の柔軟性を活かして,チェアベルトから足を抜くことに遂に成功,チェアベルトをしたはずなのに,いつの間にか座面にあぐらをかいたり,立ち上がろうとしている場面に接するようになった。

 

【再びアカチャンホンポへ】

こうなると,もはや「万能型」チェアベルトに100%の安全性を期待することはできない。アカチャンホンポに行き,すくすくチェア用に作られた大和屋純正のチェアベルト(👇)を購入した。

 

 値段は2700円ほど,安くはないが,これで立ち上がりを防止し,しょうくんの転落が確実に防止できるのであれば,高すぎるとはいえない。既に買っていた「万能型」チェアベルトについても,外出時の持ち運び専用で使えば,無駄になることもない。

 

【すくすくチェアに設置してみた】

帰宅すると,早速,すくすくチェアに純正のチェアベルトを着ける。前部は体の前のガードを支える支柱部分に,後部は背もたれにしっかり固定できるようになっており,腰を左右からガードするベルトもシンプルながら,しっかりとしょうくんの腰をガードできるように見える。また,両サイドのベルトを止めるバックル部分が,しょうくんの手が届きにくいガードを支える支柱の前面部分にあるのも安心だ。

果たして,これでしょうくんの立ち上がりが確実に防止できるのか。

 

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【しょうくんを座らせてみると】

新しい純正ベルトを設置したすくすくチェアにしょうくんを座らせて,離乳食を開始。

腰の部分が360度,しっかりとガードされていることがよくわかる(下の写真参照)。また,すくすくチェアの形状に完全に適合するように作られており,椅子の一部をなすかのように一体化しているせいか,しっかりガードされている割には締め付け感は前に使っていた「万能型」チェアベルトより少なくなった模様であり,機嫌を損ねることもない。

しょうくんは,ベルトを締めてから少しの間は,ベルトから逃れようと身をよじったり,足を抜こうとしたりする仕草は見せたが,間もなく,そうした仕草をしなくなった。いくら暴れたところでベルトから逃れることはできないと悟ったのだろうし,そもそも,どうしても逃れたいというほどの締め付け感がそもそもなかったのかもしれない。

 

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      背面の状況                      側面の状況

 

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                前面の状況

 

【離乳食がスムーズに!】

 かくして,ベルトから逃れようと身をよじったりすることをやめたしょうくんは,自然と食事に集中するようになった。ベルトから足を抜き,座面の上にあぐらをかくような態勢をとることもなくなったし,それゆえ,食事をいったん中断して,足を座面からおろさせたり,体ごと正面を向かせたりすることもなくなった。

食事がスムーズに進むので,食事に飽きてしまったしょうくんが途中でぐずり出す,ということも激減した。まさに好循環である。

正直なところ,ベルトを変えて,立ち上がりを防止できればよいとは思っていたものの,これにより転落のリスクが低くなるとしても,食事そのものがスムーズに進むようになるなどとは考えていなかった。まさに嬉しい誤算,である。

さすが,純正のチェアベルト。その秘めたる力は期待をはるかに上回るものであった!

 

 

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        大和屋の純正チェアベルトをしたところ,しょうくんの姿勢は見違えるほどよくなった。

       これまで座面に乗せたりしていた両足をきちんと前に出して足置きに置いている!

 

【万能型,多機能型商品のメリットとデメリット】

取り付ける家具を選ばない万能型の商品や,あれもこれもできるという商品,こうした商品は確かに魅力的ではある。しかし,万能性や多機能性を追求することと,その商品にとっての最も本質的な機能を追求することとは両立しがたい面もあり,前者を追求した結果,「器用貧乏」な商品となってしまうリスクもある。

チェアベルトに期待されのは,安全性の確保という譲ることのできない機能である。チェアベルトを選ぶに当たっては,まずもってその本質的な機能が十分なものであるかということを基準に選ぶべきであろう。その本質的な機能が高い商品を選んだ結果,食事の集中力が劇的に増してて,食事そのものが楽しく,スムーズなものになる,という嬉しい「おまけ」がついてくることもある。ただ,あくまでも「おまけ」は「おまけ」。「おまけ」目当てに,本質的な機能の評価を二の次にして商品を選ぶのは賢明な選択とはいえないだろう。

パパとママが,当初,万能型のチェアベルトを購入したのは,なにも,食事の集中力を高めるという「おまけ」を目当てにしていたわけではないけれど,家でも外出先でも使えるという万能性に惹かれるあまり,安全性の確保という本質的な機能についての吟味が十分でないまま商品を選んでしまったことは事実だろう。これからは,今回の経験を一つの教訓に,より適切な選択をできるようにしたいものだ。

 

(^^♪ しょうくん生後10か月 育児休業2か月目

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