危険がいっぱい!リビング環境の緊急整備
【ハイハイの劇的進化と旺盛な好奇心】
ここ数日で,しょうくんの活動範囲は一気に広がった。ハイハイをマスターしたのは,10月初旬のこと。そのころは,手足の連動もぎこちなく,一歩一歩確かめるようなゆっくりとしたもので,長い距離を移動しようと思うと,自分でももどかしいのかすぐにずりばいに移行していた。それから20日ほどしかたっていないのに,しょうくんのハイハイは,その精度において,スピードにおいて,著しい進化を見せている。迷いなく無駄のない手足の連動を見せつつ,目標に向かって”突進”という表現がぴったりなほどのスピードでハイハイをしている。多少の障害物であれば,これを避け,或いは,乗り越えて,今までしょうくんが自ら移動してくることを想定しなかった場所にも,短時間で,かつ,容易に移動してくるようになった。好奇心が旺盛で,今まで好きだったおもちゃを渡して,気をそらそうとしても「未知なる世界」への興味は高まるばかり。数分後には,「冒険の旅」に出るしょうくんであった・・・。
【成長ぶりに感激。その一方で危険も顕在化】
わずか1か月前には,なかなかずりばいもしない,ハイハイはまだまだだな,などと少し不安に思っていた。そのときの心配が笑い話のように思えるほど,しょうくんのハイハイは劇的に進化した。しかし,その結果,そのうち対処しなければと思っていた住環境における様々なリスクが一気に顕在化することになった。パパママが連れてこなければ自力で来ることはできないと思っていたリビングに置いてある電話台の下(各種電気コードが延びていた。),テレビ台(DVDプレーヤーや外付けHDが置いてある),ガラス扉のサイドボード・・・今日は,何度パパやママがリビングの隣の「遊び部屋」にしょうくんを戻しても,ものの2,3分後には,高速ハイハイでこれらの場所にやってきた。これまでも隣室に接している部分の床面にはできるだけ物を置かないように片付けてきたが,今やそれだけでは到底足りないことは明らかである。
【リビング環境の緊急整備】
もはや悠長なことは言ってられない。どうこう考えている暇はない。とにかく行動あるのみ。パパとママは,リビングの環境整備に乗り出した。
- まず,コーヒーテーブルの上に置いてあった絵本や育児書,ケア用品類等は,本棚やその他のしょうくんの手の届かない場所に移動した(コーヒーテーブルの上には,しょうくんの手がなんとか届いてしまう。今日もなんどとなく膝立ちになったりしてコーヒーテーブル上のものを手に取ったり,引っ張ったりしていた・・・。)。
- ガラス扉のサイドボードの前にコーヒーテーブルを移動して,サイドボードへの道筋を物理的になくした。
- テレビ台の前にもバウンサーを置いてDVDプレーヤー等に触れることができないようにした。
- 電話台まわりについては,電話の電源も,床面から10センチ余りの位置にあったコンセントではなく,しょうくんの手の届かない高さにあるコンセントからとることにして,その他のコード類も電話台の上に置くなりして,床面には一切コードのない状態にした。また,床面付近のコンセントの穴はコンセント穴カバーを付けて物理的にブロックした。
- これまでもしょうくんがしきりに絵本やCDを引っ張り出していたCDラックの2段を整理して,引っ張り出されては困るもの,危ないものは,それ以外の棚に移動した。
などなど・・・。まだまだ,足りないのかもしれないが,とりあえず,思いついたこと,できることはしたつもりだ。その結果,コーヒーテーブルを置いていた場所に思わぬスペースができるなど,副産物もあったし,さらなる環境整備に向けた「頭づくり」にもなったように思う。
これからもしょうくんの行動範囲は水平方向だけでなく,垂直方向にも広がるはず。今後もしょうくんの安全第一を考えて,想定し得るリスクを可能な限り取り除いて,3人で安心して生活できる環境を整えていきたい。しょうくんの成長ぶりに驚き,喜びつつ,決意を新たにする新米パパであった。
(^^♪ しょうくん生後9か月 育児休業2か月目