40代新米パパの育児休業日記

40代半ばにして長男しょうくん(仮名)誕生。半年にわたる育児休業中の奮闘記録。喜び,新たな発見,悩み,苦しみ,失敗談等,ありのままの育児休業ライフを綴る。

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頑なご飯嫌いを克服する秘策!?

 

突然始まったしょうくんのご飯嫌い

しょうくんは食欲旺盛。歯が生え始めた昨年9月下旬ころに,一時的に,離乳食をなかなか食べてくれない時期もあったが,その後は,多すぎるかなと思うくらいの量の離乳食を食べ終わっても,まだ足りないと机を両手で叩いて催促したり,大泣きしたりしてパパやママを驚かせることも少なくなかった。これといって好き嫌いもなく,用意したものをなんでもパクパク食べてくれて,とても助かっていた。

 

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ところが,今年に入ってからご飯を食べるのを嫌がりだし,数日前からは,遂にご飯を入れたスプーンを口元に運ぶだけで,両手でこれを押し返したり,ご飯が入った容器を目の前に並べるだけで大泣きしたり,突如として,頑なかつ極端なご飯嫌いが始まってしまった。

これまで離乳食の中心に据えてきた,そして,これからもそうしようと考えていた主食であるご飯を食べてくれないのは,今後,保育園に通うようになってからのことを考えても困りもの。ご飯を食べさせようとしたときの愚図り方があまりに激しいので,無理に食べさせるわけにもいかないが,他方,ごはんを食べさせることを諦めて,炭水化物はパンや麺類等でまかなうというわけにもいかない。どうしたものか・・・。

パパが考え出した秘策

いろいろ考え,ママとも話し合いながら,パパが出した結論は,当面は,1日2食については,パンや麺類を主食とした離乳食を用意し,あとの1回は,何とかご飯を食べてもらうよう工夫する,というもの。

そして,ご飯を食べてもらうためにパパが考えた秘策は,「ミニミニおにぎり作戦」だ。

しょうくんは,ご飯を食べるのを激しく拒否した直後でも,大好物の卵焼きやヨーグルトをあげるとすぐにご機嫌が回復。ものすごい勢いで食べてしまう。つまり,食欲そのものの問題ではなく,(極端な)好き嫌いの問題であると考えられる。

また,卵焼きやパンを好んで食べるのは,その味や食感そのものが好きであるということもさることながら,比較的容易に手づかみして自分で食べることができる嬉しさも手伝ってのことだと分析した。

そうであれば,ごはんを手づかみで食べられるくらいの大きさ,形状にした上,それ以外の大好物が目に入らないようにして提供すれば,自ら手づかみで食べてくれるのではないか,と思ったのである。

早速実行に移す

そこで,パパは,軟飯にしょうくんの大好物のツナをあえて,これを直径1.5センチから2センチ程度のミニミニおにぎりを量産した。その際,ラップを使って絞るようにして,簡単には崩れないように固めに握った上,手でつかんだときにこびりつかないように海苔をまき,見た目にも,しょうくんが拒絶反応を示してきた軟飯とは違って見えるように工夫した(👇)。軟飯なので,普通に炊いたご飯に比べて軟らかく,粘り気があるし,普通のおにぎりに比べて圧倒的に小さいので,1個のミニミニおにぎりを握るだけで1分は優にかかってしまう。手をベタベタにして苦戦しながら,15分ほどかけて10個のミニミニおにぎりをようやく完成させた。

   

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秘策は功を奏したのか

これだけ苦労して作ったのだから,それでもしょくんが食べてくれなかったならば悲劇である。ドキドキしているのをしょうくんに見透かされないように,努めて平然を装って,しょうくんの前にミニミニおにぎりを乗せたお皿を置く。果たして,しょうくんは,これを食べてくれるのか。

パパとママの食い入るような視線の中,しょうくんは,パパの思惑通り,ミニミニおにぎりに関心を示し,すぐさま右手を伸ばし,おにぎりを1つつまむと口元に運んだ!

やった!成功だと思ったが,次の瞬間,それほど甘くはないと思い知らされることになる。しょうくんは,おにぎりを口元に運んだが,おにぎりが少し大きすぎて口の中に入らなかったため,捨てるようにつまんだおにぎりをお皿に戻し,大声で泣き始めたのである。今度は,パパがおにぎりを手にとって口元に運んでみたが,その手は激しく払いのけられてしまった。スプーンにおにぎりを乗せて試してみても,結果は同じだった。

次なる策は

パパの落胆は大きかったが,ここで諦めるわけにはいかない。うまくいかなかった原因を即座に分析,口に入りきらない大きさに問題があったと判断して,その場で,おにぎりをスプーンで割って小さくし始めた。この際,見栄えは気にしている場合ではない。ほどなくして,ミニミニおにぎりをさらに小さくしたものが20個ほどできた。しょうくんの大好物のたまごボーロよりも少しばかり大きい程度のものである。これならば,しょうくんも食べてくれるのではないか・・・!? 

 

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 再度チャレンジ

祈るような 思いで,再び,小さくなったおにぎりをのせたお皿をしょうくんの目の前に置く。

が,しょうくんは,さらに声を大きくして泣き出してしまった・・・。

それでもパパはくじけずに,今度はスプーンにミニミニおにぎりを乗せてしょうくんの口元に運ぶ。それもだめ。

だったら,スプーンを使って自分で食べるように促したらどうか・・・。スプーンを差し出す角度を変え,しょうくんの右手でスプーンの柄を握らせるような形で右側からしょうくんの口元にスプーンを運んだ。と,なんと頑なに閉じていた口を開いてパクリと食べてくれたではないか!その姿を見て,パパもママもほっと安堵のためいきを漏らしたのだった。

その後も

 その後も,しょうくんは,自らの手でミニミニおにぎりをつかんで食べることはなかったし,食べてくれたと思ったら,今度は,強く拒絶したりして,一筋縄ではいなかった。しかし,パパとママは,そんなときでも時間をおいてみたり,自らが食べるふりをしてみせたり,しょうくんお気に入りのギャグで笑わせたりと次々と策を繰り出し続け,あせることなく,粘り強く,しょうくんにミニミニおにぎりを食べてもらおうと努めた。

そんな涙ぐましい努力を見てのことか,しょうくんは,いつもよりも相当長時間をかけながらも,ミニミニおにぎりを完食し,最後の1つを食べ終わると,自ら拍手をして「偉業」をたたえる仕草を見せた。本人としてもやり遂げた達成感があったのかもしれない。

チャレンジは続く

こうして,なんとか,頑ななご飯嫌いの克服に向けた第一歩を踏み出すことはできたが,これで問題を解決できたわけではない。しょうくんにご飯嫌いを克服してもらえるよう,しかも,楽しみつつ克服してもらえるよう,明日からも知恵を絞っていかなければならない。しょうくんが以前のようによろこんでパクパクとご飯を食べてくれる日を夢見てチャレンジは続く・・・!?

 

(^^♪ しょうくん生後1年 育児休業4か月目

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