初めての保育園ー一時保育
【引越作業のために一時保育を利用することに】
今日は,ママの復職に向け,ママの勤務地のある関西への引っ越し荷物を搬出する予定。作業時間の確保としょうくんの安全の観点から,近所の保育園の一時保育のサービスを利用することとした。
【一時保育を利用する手順】
一時保育の制度の存在については聞いてはいたものの,誰がどんな場合に利用できるのか,どのような手続をする必要があるのか,分からないことばかりで,そのうち調べようと思っているうちに時間が経ってしまった。今回は,必要に迫られて重い腰を上げ,ネット等で調べてみたところ,まずは,一時保育を行っている保育園に直接問い合わせるところからスタートすべきことが分かった。
先週,ダメ元でトライしてみると,2つ目の保育園から受け入れ可能とのお返事をいただいた。本来は,もっと早く段取りを組むべきだったのだろうが,結果オーライとなって,胸をなでおろす。
【事前面談】
もっとも,一時保育とはいえ,いきなり当日に預かっていただくというわけにはいかない。ゼロ歳児となれば,なおのことだろう。すぐに事前面接の時間も設けていただいて,パパとママとしょうくんと3人で保育園にお邪魔する。
実は保育園に足を踏み入れるのは人生初。ドキドキしながら保育園に入ると,ゼロ歳児担当の優しい先生が対応くださった。1日の生活リズムや離乳食の進み具合等,いろいろとお話をし,正式な申込書も記入し,まずは4時間ということで預かっていただくこととなった。
【いよいよ一時保育本番】
今日,なんとか午前中に搬出すべき荷物の梱包作業を終え,ママとパパとで保育園に。しょうくんは,保育園の新しい環境に動揺することなく,4時間を楽しく過ごしてくれるだろうか・・・。
抱っこ紐からおろしていよいよ先生に託そうとすると,しょうくんは大泣き。先日の面談の際は,教室を見学した際もご機嫌だったのとは大違い。やはり,パパとママに「置いていかれる」という不安を本能的に感じていたのだろう。
しょうくんの抱いているであろう不安を思うと可哀そうで,後ろ髪をひかれる思いがありつつも,あとは先生にお任せして,保育園を後にする。
【しばしのリラックスタイム】
その後,引っ越し業者からは,午後3時くらいに到着予定との連絡が入った。到着まで2時間弱の時間がある。引っ越し前にごみを増やしたくないこともあり,近くのレストランで昼食をとることに。
これまでは,しょうくんも一緒で,途中で泣き出すと抱っこしたり,あやしたり,ゆっくり食事をすることもままならなかったが,ママと2人の食事は,そういう意味では「平穏」そのもの。束の間ではあるが,自分たちだけの時間を久しぶりに持って,不思議な感覚にとらわれた。食事をしてすぐに家に帰ろうと思っていたが,引っ越し準備も既に概ね終わっていたこともあり,コーヒーを飲みながら,しばしのリラックスタイムを楽しんだ。
【いよいよ引っ越し業者到着】
午後3時前に引っ越し業者が到着。一部の荷物だけの移動である上,午前中に準備を終えられていたこともあり,1時間弱で作業を終了。ほっとする。とはいえ,引っ越し作業は,複数の人が入れ代わり立ち代わり出たり入ったり,あわただしい。やはり,一時保育を利用してよかったと,つくづく思った。ダメ元でもトライしてみるものだな,と感じた。
【お迎えに】
午後5時少し前,しょうくんを迎えに行く。しょうくんが大荒れになってどうしようもなくなったらママの携帯電話に連絡があるはずだったが,それはなかった。なんとか4時間,保育園の新しい環境を乗り切ってくれたんだろう,そう思いつつも,いろいろな不安が頭をよぎる。果たして,しょうくんは笑顔でいてくれるだろうか。
先生にこわごわ聞いてみると,しょうくんは,最初こそ泣いてしまったものの,その後は,楽しくご機嫌に遊んでいたらしい。3,40分の昼寝もして,大荒れになるようなことはなかったとのことだった。
荷物をまとめていると,他の先生がしょうくんを連れてきてくれる。先生に抱っこされて,ご機嫌そうな表情である。先生からしょうくんを受け取ってぎゅっと抱きしめる。初めての保育園体験,頑張ったね!
【一時保育初体験を終えて】
夫婦ともに育児休業を取っているとはいえ,24時間365日子どもの面倒をみることができるとは限らない。一時保育は,そんなときのパパ,ママの強い味方であるとともに,パパ,ママの気分転換の時間を与えてくれる制度でもあると感じた。実際に利用するかどうかはともかくとして,早い段階で近くの保育園に受け入れの可否を聞いた上,事前面談などをしておくことが望ましいだろう。
(^^♪ しょうくん生後10か月 育児休業3か月目