40代新米パパの育児休業日記

40代半ばにして長男しょうくん(仮名)誕生。半年にわたる育児休業中の奮闘記録。喜び,新たな発見,悩み,苦しみ,失敗談等,ありのままの育児休業ライフを綴る。

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新米パパのワンオペ(初日)

【2泊3日の”ワンオペ”へ】

しょうくん誕生後の1年間については,夫婦で半分ずつ(前半は産休に続き妻が,後半は僕が)交替交替で育児休業を取ることを考えていた我々夫婦。しかし,育児に注ぐべきエネルギーは想像していた以上に大きいことが判明した上,そもそも,ここ数年は仕事の都合で都道府県をまたぐ別居生活が続いており,妻が復職するに当たっては引っ越しの必要もある。妻の復職へのハードルは予想以上に高く,その予定は延び延びになっていた。

しかし,いつまでも予定を先延ばしにしてもいられない。妻は,復職に向けた準備の一環として,勤務地にあるマンションに今日から2泊3日の予定で帰ることとした。

となると,当然のことながら,妻不在の間,新米パパが”ワンオペ”で乗り切らなければならないことになる。夏休みやこれまでの育児休業期間中に半日,1日単位でワンオペになることはあったが,今回は,2泊3日とかなり長い。何とかなるだろうと思いつつも,若干の不安を抱えつつ,朝食を終えた後,妻を見送った。

【10:30~ いよいよワンオペスタート】

妻が家を出たころには,しょうくんは朝寝タイムに入っていたが,午前11時すぎには,目を覚まし,ベビーベッドの上で寝室の入口ドアの方向を向きながらお座りをしていた。いよいよここからがワンオペ本番だ。

おむつ替えをし,離乳食を準備しながら,自分の食事も準備,昼食をとりつつ,離乳食をあげる。その後,少し遊ばせて,再びおむつ替えをした後,ミルクをあげ,おんぶをして寝かしつけてひと息。

と思いきやしょうくんは50分ほどで目を覚まし,もう,寝そうにないほど目がぱっちり,しきりに喃語を口にしている。

朝6時半にしょうくんとともに起きて以来,しょうくんから目を離さずに,洗濯や食事の準備等,休みなくしてきて,昼寝の時間に少しは自分の時間ができるかな,と期待していたが,50分というと,使った食器や哺乳瓶を洗ったり,洗濯ものを取り込んだりしているうちにあっという間に過ぎてしまう時間。

育児休業を取得して以来,よくあることではあるが,午後3時の時点で朝刊すら読めていない状態だ。

【15:40~ 児童館へ】

昼寝も済ませ,元気いっぱいのしょうくんの姿を見ていて観念した。自分の時間は夜,しょうくんが寝るまでお預け,しょうくんに思う存分遊んでもらって,夜,早めにぐっすり眠ってもらうしかない,と。

そこで,早速,しょうくんを連れて児童館に行くことにした。しょうくんのお気に入りの同じ月齢の女の子にまた会えるだろうか・・・。

しかし,遊び部屋に入ってみると,いつもは比較的空いているスペースが,たくさんの子どもたちやお母さんたちでいっぱいだった。どうやらハロウィーンの集まりをしていたらしい。かわいい仮装をした3,4歳の子どもたちが元気に駆け回っていた。その輪の中に入る勇気はなく,しばらく部屋の端の方で遊んでいると,午後4時過ぎには会が解散になり,今度は,しょうくんと2人だけ取り残される形となった。環境の激変に戸惑いつつも,午後4時40分ころまで2人で存分に遊んで,児童館を後にした。

【16:40~ 買い物,お風呂,夕食】

児童館を出ると,スーパーと100円ショップに買い物に行った。スーパーでは自分自身の食べ物を,100円ショップでは,ハイハイの上達著しいしょうくんの怪我防止のためのグッズ等を購入した。その後,帰宅すると,すぐに食材ごとに小分けして冷凍していた離乳食から夜のメニューを考えてレンジで温めつつ,並行してお風呂の準備。温めた離乳食を覚ます間にしょうくんをお風呂に入れ,着替えさせ,自分の食事を作り,離乳食が冷めたのを確認してしょうくんに食べさせる。その後,少し時間をおいて本日最後のミルクを飲ませ,げっぷが出たのを確認して,処方されていた鼻水止めの薬を飲ませる。そして,おむつを夜中用のキャパシティーの大きいものに替え,パジャマに着替えさせる。

あとは抱っこひもでおんぶをしながら,自分の食事をする。食事の終盤には,背中のしょうくんが動かなくなり,重く感じられるようになった。いずれもしょうくんが眠ったことを示す兆候だ。

【20:00 しょうくん就寝】

眠ったであろうしょうくんを起こさないように静かに立ち上がり,鏡で確認。やはりぐっすりと寝ている。そこで,まずは,自分のベッドの掛け布団の上に寝かせるようにしてしょくんを背中からおろし,静かに抱き上げ,ベビーベッドに寝かせる。あとは,あらかじめセットしていたスリーパーを着せ,そっと布団をかけて小さい声でおやすみ,の一言。しょうくん,ぐっすり寝ていい夢を見てね!

【20:10 食事再開。しばしの自分だけの時間】

しょうくんは,どうやらぐっすり眠ってくれた模様。リビングに戻って,食事を再開。しょうくんの起きている間には見ることのできないテレビをつけて,録画していたスポーツ中継を見る。食事を終えると,ここでようやく新聞タイム。朝刊と夕刊を一気に読む。その後,100円ショップで買った安全グッズを設置したり,組み立てたりして,自分自身も眠くなってきて,パジャマに着替えた。あとは,しょうくんが夜中に目を覚ますことなく朝までぐっすり眠ってくれることを祈るばかりだ。

【ワンオペ初日の感想】

なんとか大過なくワンオペ初日を終えられそうだ。

しょうくんと2人で過ごせる時間はまさにプライスレス。それにしても,やるべきことが全く途切れることなく,夜,しょうくんが寝るまで全く自分の時間がない。

僕ら夫婦は,今のところ,2人で協力しながら育児をしているが,僕らにとってはそれでも十分に大変。1日のワンオペはもっと大変なのは言わずもがな。改めて,長い期間,毎日ワンオペで育児・家事をこなしているパパ,ママは本当にすごいと頭が下がる思いだ。育児,家事の大変さは,実際に体験してみないとわからない。1つ1つはさほど大変な作業でなくとも,子どもから目を離すことなく,段取りを考えつつ,途切れなく多数の作業をこなしていくことは,体力的にも精神的にもなかなかハードである。

今日のワンオペ体験は,そうした大変さを身をもって実感させてくれた。

 

 育児休業を取るにせよ,取らないにせよ,パパ,ママになったら1度や2度は,ある程度まとまった時間,完全ワンオペを経験してみることは有意義であるように思う。仮に育児休業を取らず,パートナーに育児・家事のほとんどを任せることにしたとしても,完全ワンオペ経験をしていれば,その大変さが分かるだけに,パートナーに対する感謝の気持ちを忘れずにいられるし,仕事に行く前や仕事から帰った後に,小さいことであれ,自分のできることを日々積み重ねていくことができれば,その分,パートナーの負担を軽くし,共に協力しつつ育児・家事をしているという実感を共有することもできるだろう。そして,そのことは円満な家庭を築く上でも大きな意味を持つことになるに違いない。

 

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(^^♪ しょうくん生後9か月 育児休業2か月目

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