引越しを乗り越えて見事に咲いたアロエの花
【アロエの花が咲き始めるまで】
アロエの花芽に気づいたのは10月の下旬ころ。
アロエそれから花芽は着実に伸びていったが,いつ花が咲くのか,どんな花がどのように咲くのかもわからないまま,やきもきすること1か月余り。ついに濃いオレンジ色のアロエの花が咲き始めた。
【花が咲き始めたところで引っ越し】
もう少し花が咲く様子を観察したいと思っていたが,折悪く,ここで引っ越しのタイミングを迎えてしまった。一部の荷物のみを移動する一時的な引っ越しを予定していただけに,アロエを持って行くべきか迷ったが(アロエの鉢は,花芽も合わせると相当な高さ,大きさになる。),花が咲き終わるまで見届けることなく置いていくというのも残念で,とりあえず,段ボールに梱包することとした。あとは,他の荷物とともに引っ越し用のコンテナに収まることを祈るばかりだ。
先月26日に引っ越し荷物の搬出作業。この段ボールも載るならば,と最後にアロエの入った段ボールを業者に託した。祈りが通じたのか,アロエの入った段ボールはギリギリコンテナの中に収まった。
もっとも,これですべてのハードルをクリアしたわけではない。荷物の受け取りは1日置いた28日。運送の過程で花芽が折れたり,枯れてしまったりする可能性もある。アロエは約500キロのトラックでの輸送に耐えられるのか。
【引っ越し後,段ボールを開梱】
28日,引っ越し先で荷物の搬入作業。
いち早く,アロエの段ボールを開けてみると,「無傷」のままの元気なアロエの姿があった!ほっと一安心である。注意深く段ボールから取り出して,日当たりのよいバルコニーに置いた。これからはここがアロエ君の新たな居場所だ!
【満開の状態に!】
そして,引っ越しの3日後の12月1日,アロエはほぼ満開の状態になった。
そのときに写真がこれ(👇)。アロエの葉の緑に生える鮮やかなオレンジ色の花である。
花の部分を拡大してみると,バナナの房を逆さまにしたような状態になっており,下の方から順にオレンジ色に色づいている。そして,下の方は重力に従って「頭を垂れ」ている。
さらに接写したのが下の写真(👇)。
よくみるとバナナの房のようになっているのは花の集合体であり,1本1本の「バナナ」(あるいは,唐辛子に似ているといってもよいかもしれない。)の先端からめしべとおしべが出ており,これ1つ1つが花であることが分かる。
なるほど,これがアロエの花なのか,思っていたより綺麗な花だな,と感慨にひたる。
満開の状態になったアロエの花が,これからどのようになるのか,もう少し観察を続けたい。
(^^♪ しょうくん生後10か月 育児休業3か月目