40代新米パパの育児休業日記

40代半ばにして長男しょうくん(仮名)誕生。半年にわたる育児休業中の奮闘記録。喜び,新たな発見,悩み,苦しみ,失敗談等,ありのままの育児休業ライフを綴る。

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冷蔵庫・冷凍庫の在庫整理で夕食を作る

育児休業に入ってから初めて気づいたこと】

育児休業に入るまで,育休中は,育児に専念すればよい,漠然とそう思っていた。間違いかといえば,間違いとまではいえないのだが,いささか正確性に欠ける。

育児が中心になることは当然であるが,その前提として,自分自身のための家事もきちんとこなす必要がある,そんな当たり前のことを見落としていた。

仕事をしているときは(特に,単身赴任中は),昼は外食,夜も外食のことが多く,昼,夜の食事の準備や片付けは不要であったし,週に2,3度,朝食や週末のための食材をまとめ買いすれば十分だった。日中は家にいないので,掃除も週末にすれば問題なかった。洗濯にしても,スーツやワイシャツはクリーニングに出せばよかったから,週末にまとめて洗濯するだけで足りることも多かった。

ところが,いざ育休に突入してみると,育児の傍ら,同時に自分のために3食準備する必要があるし,洗濯や掃除は,毎日とまではいわないまでも,それに近い頻度でする必要がある。今は,妻もまだ育休中なので,2人で適宜分担して行っているからまだましなはずだが,それでも自分(達)のための家事の負担は軽くはない。

大学を卒業して以来,結婚するまでずっと1人暮らしをしていたから,家事についてはそれなりに自信を持っていたが,これを完璧にこなそうとすれば無理がくる。外食や「中食」を織り交ぜるなどして可能な限りで省力化したり,家事そのものを合理化したり,いろいろな工夫をしながら,なんとか育児と家事をこなしているというのが正直なところである。

【パパとママとの間の役割分担】

ともに育休中のパパとママとの間の役割分担については,しょうくんが夜中に目覚めたときの対応(授乳を含む)についてはママが,朝起きた後のおむつ替え,ミルク,朝の離乳食の準備までの一連の流れについてはパパが,それぞれ担当するという点に限ってはおおむね確立しているが,それ以外の育児,家事については,あえて明確に分担を定めず,お互いにコミュニケーションをとりながら,気づいた方が,或いは,手が空いている方がやる,という柔軟なやり方を続けている。食事の準備についても同様で,自然な流れとして朝食はパパが準備することが多いが,昼食,夕食の準備は,ママが担当することが多いものの,あらかじめそうと決めて分担しているわけではない。買い物も一緒に行くことが多く,その際に何を作るかを話し合って食材を買っているので,しょうくんが泣き出してこれは授乳するしかない,という場合には,ママが途中まで作っていた料理を,途中でパパが引き継ぐ,なんてこともある。 

【在庫整理のため,今日はパパが夕食作りを担当】

そんな中,今日の夕食については,お昼ころから,パパが作ると宣言。実は,今月末には,ママの復職に向けて転居する予定であり,現在の住居の冷蔵庫は,それまでにできるだけ空にしておきたいところ。朝食を準備する際に冷蔵庫・冷凍庫の中を確認し,冷凍していた鶏肉やそろそろ使った方がよさそうな野菜を見て,在庫整理への意欲が盛り上がっていたのである。そんなわけで,今日はあえて買い物はしないで,冷蔵庫・冷凍庫の中身だけで夕食を準備する。想像力,イメージ力がカギである。

【メインの料理は野菜たっぷりクリームシチュー】

なんとしても整理したかった在庫食材は,

  • 鶏むね肉
  • 白菜
  • マッシュルーム
  • 半分使った残りのたまねぎ
  • えのきだけ

これらを使って何を作るか。すぐにイメージとして浮かんだのはクリームシチューである。もっとも,これ(👆)だけではいささか色合い的に地味なので,彩りを添えるために離乳食用に買ってあったにんじんとブロッコリーも少々使わせてもらうことにした。あとは,これまでの経験と感性のみに頼って,料理に着手。

鶏むね肉をレンジで解凍する間,野菜をカット。そして,お鍋にたっぷりバターを入れて火をつけ,玉ねぎを炒める。

次いで,解凍した鶏むね肉から皮をとり,一口大に切って,小麦粉をよくまぶしてなじませ,お鍋に投入。小麦粉をまぶしたのは,ホワイトソースの材料として,という意味合いのほか,鶏むね肉を小麦粉でコーティングしてパサつきを押さえるためでもある。また,鶏むね肉に小麦粉をまぶしておけば,ホワイトソースを作る際に,小麦粉がだまになったりすることも防ぐことができる。

鶏むね肉に火がとおる程度に,焦げ付かないように中火で,かき混ぜながら炒める。その際に,塩・こしょうも適宜ふる。

鶏むね肉に焼き色がついたら,一旦,火を止める。再び,鶏むね肉と玉ねぎに小麦粉をまぶしよくからめてから,牛乳をゆっくり注ぎ込みながらよく混ぜる(おいしいホワイトソースと作るには,小麦粉とバターを概ね同量いれるとよい,とかつて聞いたことがあるので,基本的にこれを守っている。)。

再び鍋を火にかけ,鶏むね肉と玉ねぎがひたひたになる程度に牛乳を足し,これにカットしていたその他の野菜を徐々に投入(ニンジンや白菜の固い部分等は,あらかじめレンジで加熱して柔らかくしておく)。白菜などの野菜から水分がでることを見込んで,牛乳は上記以上にはあえて足さずに,ふたをして弱火で煮込んでいく。

しばらくしてふたを開けてみると,野菜もしんなりとして概ね火がとおり,野菜から出た水分でひたるかひたらないかくらいの状態になっている。ここで再び塩・こしょうをふり,若干牛乳をたすなどして,再びふたをして煮込む。

焦げ付かないよう時々混ぜながら煮込んでいけば,野菜たっぷりのクリームシチューのできあがり!(途中であくをとるのも忘れずに!)。

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【副菜は手抜きサラダ】

副菜は,カット野菜も使って,手抜きサラダ。お皿にサニーレタスを敷き,その上にカット野菜を盛り付け,トマトを並べ,サラダ豆を振りかける。若干の工夫としては,鶏むね肉から分離していた皮をフライパンに油を敷いて高熱でカリカリに焼いたものをカット,これをトッピングとして用いたことくらい。これがなかなかおいしい。

【自己流の適当料理ではあるが・・・】

料理本クックパッドを見るでもなく,あるものだけで,計量もろくにせずに感覚だけで作った料理であり,見る人が見れば,ものすごく雑で,手順も間違っているろくでもない料理なのかもしれない。それでも,自分としては,比較的短時間でそこそこそれっぽいものが完成し,かつ,料理しながら同時進行で使った包丁やまな板,ボウルなども洗い終えてキッチンもきれいにできたので,それなりに達成感もあった。これでいよいよ食事開始,のはずだった。

【食べるまでに時間が・・・】

しかし,今日は,しょうくんが寝不足気味。3人で一緒に夕食を食べるのをあきらめて,先に離乳食を食べてもらったが,食べている最中から,しょうくんはご機嫌斜め。眠さゆえなのかもしれないが,そうだとすればすぐ眠ってくれるかと思いきや,なかなか眠ってくれない。ママも寝かしつけるのに大いに苦労していたた。その間,パパは,作り立てのシチューをお皿に盛り付けることもできないまま待機状態。

そんなこんなで,彩りとして入れたブロッコリーは予定していた以上に火がとおりすぎてややくすんだ緑色になってしまうなど,残念な結果にはなってしまったが,午後7時50分ころには,ようやく料理を机に並べ,夕食を開始。しょうくんも眠りにつたので,しょうくんがいるときには封印しているテレビをつけて,フィギュアスケートのグランプリシリーズ・ロシア大会を見ながら食事をする(羽生君の演技,鳥肌ものでした!さすがです!)。

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【お味の方は?】

クリームシチューの味,ママにもおいしいと言ってもらえるか少しだけドキドキしていたが,そんな胸中を知ってか知らずか,ママは一口シチューを食べて,「おいしいね」と言ってくれた。パパもほっと一安心。パパもママも,その後,シチューをおかわりして,満腹になって夕食を終了!今日も1日お疲れ様でした・・・! 

 

(^^♪ しょうくん生後10か月 育児休業2か月目

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